神宮と大社と神社の違いってなに??なんで呼び方が違うの?
神宮と大社の違いは、天皇や皇室にまつわる人物を祀っている「祖先神を祀っているかどうか」の違いです。
天照大神を祀っている伊勢神宮や熱田神宮、明治天皇を祀っている明治神宮、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀っている霧島神宮があります。その他にも、筥崎宮・北野天満宮・日光東照宮等があります。
但し、神宮とだけいうと、伊勢神宮のことを指しますので注意してください。^^
大社というのは、大社や長野の諏訪大社など全国から崇敬を集める格式が高い神社だけに使われるようになりました。
日本の有名な大社といえば、大国主命を祀る出雲になります。昔は出雲大社のみにしか付かない称号だったのですが、明治以降になると奈良の春日大社や熊野大社等、計24もの大社が存在しています。
有名な人が祀られたり、格式高い神社にのみに付けられる称号なのですね。
又、語尾に神社や社という名前の神社をよく見かけますよね。神宮や大社よりは規模が小さい神社が祀られており、神社や社というのは、一般的な神社の社号なのです。
伊勢神宮について知っておこう!
それでは、有名な伊勢神宮と出雲大社の違いについて見ていきましょう。
伊勢神宮と出雲大社の大きな違いは、先程説明した神宮と大社の違いの他に、御祭神と呼ばれる祀られている神が違うという部分にあります。
お伊勢さんとも呼ばれるその正式名称が伊勢神宮です。伊勢神宮は、伊勢周辺に祀られている125社の総称で、年間1500の祭事が行われる日本最大級の神社です。
主な社は、太陽の神様で天照大御神が祀られている皇大神宮が内宮に存在し、衣食住の守り神である豊受大御神が祀られている豊受大神宮が外宮に存在しています。
内宮の太陽神とは、日本神話に登場する太陽神で、最も尊いと言われており日本人の総氏神ですね。
出雲大社について知っておこう!
出雲大社と言えば、御祭神の大国主大神が祀られており、この神は、商業神や国造りの神、農業神、縁結びの神様として有名です。
旧暦の10月に日本中の神様が出雲に集まり縁結びの会議が行われるという伝承で知られています。
男女の縁だけではなく、仕事や友達などさまざまな縁を結んでくれます。
伊勢神宮と同様、出雲に来たら必ず出雲神社を参拝をするかと思います。
→ → 出雲大社の回り方をしっかり理解しておきましょう(伊勢神宮や他の神社と拝礼の仕方が違います!)
まず四つの鳥居をくぐったら、祓社で心身を清めましょう。次に、拝礼です。拝礼の時は、二拝四拍手一拝です。お清めの手順は、ひしゃくでまず左手を清めます。次に右手に順で清めましょう。最後に左手に水を受けて、口を清めましょう。
参拝が終わったら、松江城や小泉八雲記念館、宍道湖等があり、食べ物は、鯛めしや出雲蕎麦・宍道湖七珍が有名ですので、立ち寄るのもいいですね^^
最新記事 by 青山 和加 (全て見る)
- 伊勢神宮早朝参拝ツアー 夜明けの内宮参拝と開運の旅 - 2023年12月3日
- 伊勢神宮で運気アップ!秋の気配漂う伊勢パワースポット巡りと伊勢グルメ旅 - 2018年9月27日
- 【ご案内】ダイジェスト版・仕事運上昇!の伊勢旅ツアー「起業女子のための伊勢開運秘境めぐり」 - 2018年5月25日