いにしえの時代より「神都」と呼ばれ、多くの人を魅了して止まないスピリチュアルスポット、伊勢。

伊勢神宮参拝の旅

伊勢グルメ

【伊勢海老の相場】三重が漁獲高2位って本当?1位はどこなの?

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「伊勢海老」なのに伊勢だけじゃない?!

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全国で獲れます

旅行しているときに、あるいは外食しているときに何の疑問も持たず食べる機会のあった「伊勢海老」かもしれませんが、よく考えてみると「伊勢」つまり「三重県」以外の観光地でも「ご当地グルメ」として伊勢海老が出ることがありますね。伊勢海老は全国で獲れるのです。

伊勢海老はお祝い事で出されることが多いですが、高価な食材だからでしょうか?実は、伊勢海老は古来から「長寿のシンボル」とされてきました。なぜなら他の海老類は2~3年ほどの寿命なのに対し、伊勢海老は25~30年という大変長寿な海老だからなのです。鮮やかな赤い色も縁起の良い感じがしますが、そのような意味もあったのですね。

伊勢湾で獲れたから「伊勢海老」とついたという説もあれば、長寿ということで「威勢がいい」から「伊勢海老」とついたという説もあります。

参照元:http://www.seiwa-bussan.co.jp/seibutu-11.htm(清和物産)

三重県は漁獲高2位

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「伊勢海老」という名がついていることから、伊勢、つまり三重県で最も沢山獲れているのではないかと思っている方が多いことでしょう。しかし、実は漁獲高1位は千葉県なのです。漁獲高が多い順に千葉県、三重県、和歌山県、静岡県、徳島県となっています。

参照元:http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/toukeidata/koyou/suisan/documents/h27p23-24.pdf(千葉県水産ハンドブック)

気になる伊勢海老の値段

 

2015年の値段

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伊勢海老は高級食材というイメージがありますね。さて、値段は果たしてどのくらいでしょうか?2015年時点での価格は1㎏あたり7,000円~13,000円くらいのようです。1㎏といっても1匹で1㎏の場合もあれば4匹で1㎏の場合もあります。

偽装問題をきっかけに価格が高めに

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実は伊勢海老の値段は2008年から2013年までは5,000円以下が相場でした。しかし、2013年に5,000円を超え、その後7,000円まで上がりました。多くの人の記憶に新しい「メニュー表示の偽装問題」がきっかけです。メニューでは「伊勢海老」と表示しているのにロブスターを使用していたということが発覚、本物の伊勢海老の需要が高まったのですね。

参照元:http://www.ntv.co.jp/bankisha/season_word/2014/01/post-32.html(バンキシャ!)

なぜ偽装が起こったのか

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答えはシンプルです。海外から輸入してくる「価格が安め」のロブスターの中に「伊勢海老」にそっくりなものがあったから。見た目がとても似ているので「これは伊勢海老ですよ」と言われて出されたら伊勢海老と思ってしまうそうです。しかし、食べると全く美味しさが違います。本当に美味しくてミソが濃厚なのも伊勢海老。伊勢海老を獲る漁師さん達は「ロブスターとは比べものにならない」と自信を持って答えます。

参照元:http://ehime-uoyoshi.com/?p=790(季節料理 魚吉)

伊勢海老漁はとても大変

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管理など手間もかかっています

伊勢海老は刺し網漁で獲ることが一般的です。網入れ時間は2時か3時。そして網揚げが5時から6時。伊勢海老を傷めないように熟練した技術で網から外し、午前中に網を修復する作業も行います。さらに午後には別の海産物の漁に出ます。午後の漁から戻り、夜に就寝してからまた早朝の伊勢海老の網入れに出掛けていくのです。しかも、伊勢海老の稚魚を放流するなど資源管理も行われており、禁漁区を設けて必要な時期(お正月)にしっかり獲れるような管理も組合で行っています。しっかりルールを守って管理されている様子が日本らしいですね。大変な手間暇をかけて伊勢海老は食卓にやってきます。そのような苦労を知ると、正当な価格で市場に出回ることが漁師さん達にとっても大事なことと言えそうですね。

参照元:http://www.miegyoren.or.jp/gallery/magazine/hamanokoe/hamanokoe_02/(みえぎょれん)

http://www.izarijin.jp/gyokyo/iseebi.html(伊座利漁業協同組合)

ありがたくいただきたい伊勢海老

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いかがでしたか?高級食材ということでありがたくいただくものという認識のある「伊勢海老」ですが、実は長寿からきた「縁起の良さ」ということがわかりました。また、似ているロブスターがあるものの、味はやはり伊勢海老が勝っていること、さらに漁師さん達の大変な苦労があって「伊勢海老」が食卓に上がることができるということでした。

「高級食材だから」ということだけでなく、今まで以上に「ありがたい気持ち」で伊勢海老をいただくことができそうですね。そんなきっかけに今回の知識を活かしてみてはいかがでしょうか。

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青山 和加
伊勢在住。産業カウンセラーとして活躍していた当時、伊勢・神宮の森が持つパワーを再発見。それをきっかけに、伊勢神宮のご利益神社やパワースポットに案内する「伊勢旅」を主催。経営者を中心に、「心の安泰が得られた」と好評を得ている。また生粋の能力を活かし、25年間、心理カウンセラーとして活躍。全国に500名の顧客を持っている。

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